昼飯を若手4人と一緒に摂った

自分以外、みんな30歳前後なのだが、偉いことに全員しっかり家庭をもっていて奥さんと仲良くやっていること。結構、皆、食や住環境に気を遣っていて、積極的に家事を分担して行っている。
中にひとり、共稼ぎから専業主婦になった奥様がいるヤツがいて、その奥様は「家事は私の仕事なんだから、とらないで!」と言っているのだという。ほぉ、なんという出来た奥様なんでしょう。
かと思うと、昨日、掃除機を買いに行った際、スペックなどを見比べ、「これがいい!」と自走式ヘッドを持つマシンを選んだ結果、部屋の掃除当番がバンドルして付いてきたという、可愛そうな旦那もいた。
今の若い旦那連中は、料理をするんだね。一緒に食品の買出しに行くときも、旦那は旦那なりの買い方のこだわりがあるらしい。「スーパーの食品売り場で、なんで入り口の野菜コーナーから順に廻っていくんだ!まずはメインディッシュを肉だか魚だか決めて、それにあう副菜を選ぶべきじゃないか!それなのにウチの嫁ときたら...」と熱く語る旦那がいる。うーん、そうかぁ。確かにそのほうが理にかなった選び方かもしれん、と思いながら、「じゃぁ、なぜどこの食品売り場も、肉や魚が奥のほうに陳列してあるんだ?」という疑問が残る。残念ながら答えは出なかった。
自分の場合、食にそこまで拘りはない。ウチの嫁さんは食いしん坊だから、美味しいものしか食べたくないらしい。自分はそれに「パラサイト」しているようなものだな。特にあれが食べたい、これが食べたいと言わずして、旬の美味いものを食わせてくれるからなぁ。一緒にスーパーに行くと「ね、何が食べたい?」と聞いてくれるが、正直、答えに困る。なんでも美味しく食べられるから、逆に、特にこれが食べたい!というものがないのだ。なんでもいい、というと、悲しそうな顔をするしなぁ。正直、それが一番困る。
てなことを開陳したら、「へぇ、古杜さん、そんなに食べることに興味がないとは思いませんでしたよ。」と変に感心された。いや、呆れられたのかな?